Anbernic製品購入はこれで2機種目で、最初に購入したWIN600よりもっと手軽に持ち運べて、PS2タイトルが問題無くプレイできる比較的高性能な端末が欲しいと思い、RG556と悩んだ末これを購入。DSや3DSもプレイしたい場合は、より大画面で表示できるRG556の方が良いかも。
<総評>価格がそれなりな分、RK3566/Linuxのゲーム機器より明らかに高性能で、PS2タイトルが問題無く動作。但し、快適プレイには各種設定と試行錯誤が必要。
<ゲームプレイ>
・SS・DC・PS1タイトルまでは問題無く動作。個人的にはPS2の動作の重いタイトルが快適にプレイできるかがポイントで、例えばOutun 2006 C2CはAetherSX2アプリ無設定だと音ズレ・フレーム落ちが 酷くプレイできたものでは無いが、ネット検索で出てくる設定を適用する・アプリを入れ替える(NetherSX2)等で快適にプレイする事が可能。タイトル毎に個別設定する必要がありそう。AetherSX2は開発が止まっているとの事でエミュレータを変えればもっと快適になるかも知れないが、未確認。
<端末>
搭載SoCが廉価版スマホにも使われているRG556と同じくUnisoc T820で、RAMも8GBと充分。重さも300gとかなり軽く、バッテリーも(使い方にも依るが)4-5時間はもつ感じ。
<表示系>
4:3比率のLCDディスプレイはブラウン管表示を前提としたゲームとの相性が抜群で、表示も色鮮やかで輝度・視野角も問題無いのだが、購入個体はディスプレイ表面が微妙に歪んでおり、付属のガラスフィルムの右上が2㎝半径程度張り付かず浮いてしまうのが残念。
<操作系>
デジタル系入力は特に問題・不満無し。アナログスティックが他機種に比べて長く突き出ているが、個人的には長い方が微妙な入力操作がやり易く好み。